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Season8 Act18 BLADE 復讐の女神

BLADE : 復讐の女神

真覚醒 : 真ブレイド

ストーリー

"鈍らだったか。"
その一言は、千金のように肩の上に降り注いだ。

二本の剣を抱いてからは、迷いなど捨てたと思っていた。
復讐という正当な怒りの前に立ちふさがるものは何でも斬り捨て、敵は刃の下に沈黙した。
一歩踏み出すごとに花開く赤いつぼみは、血に染まった復讐の道を誰にも遮ることができないことを証明した。

だが、敗北した。
ためらいなど感じることなく暴走していた憤怒は、淡々と振り下ろされる一撃と共に激流に巻き込まれるようにして消えていった。
刃物のように鋭く研ぎ澄まされた感覚は一瞬で何の役にも立たなくなり、
当代の強者たちを跪かせたスキルも、仇敵を貫くために長く鍛え上げた刃も、彼には届かなかった。
だが、彼は未練など無いというように、振り向きもせず遠ざかっていく。

結局、うつむくしかなかった。
命よりも大事にしてきた二本の剣は敗北の証となって地面に転がり、
復讐を夢見る心は、それよりも更に無残に奈落へと落ちていった。

"復讐に心を奪われて、振り返ることができないのですね。"
突然聞こえてきた柔らかい声に顔を上げる。

"焦ってはいけません。"
黒髪の男が地面に転がっていた二本の剣を拾い、差し出す。

"折れたって構わないはずです。"
'折れても大丈夫だ'
いつだったか…自分の剣を差し出したあの人の姿が重なって見えた。
そのせいだろうか。無意識に手を伸ばし、剣を握っていた。

"すでに立派な剣があるでしょう?"
'こうして立派に生まれ変わっただろう?'
剣を握る手が震えた。

"あなたは、もう道を見つけました。"
'お前の道を見つけたんだな、我が娘よ。'
震える体を抑えながら、二本の剣を支えにして無理やり体を起こした。
乱れた髪に顔が隠れていたが、その下には理由の分からぬ微笑があった。

黒髪の男は満足したように笑い、身をひるがえして彼の後を追った。

そして少女は。
いや、彼女は。
いつものように黒く塗られた眼鏡をかけ直し、何の未練もないと言うように踵を返した。
そして、新たな一歩を軽く踏み出す。今度は間違えないと誓うように。

最初に戻るのだ。一本の剣になるために。
- ブレイド(Blade)

スキル紹介

スキル名 レベル スキル説明

デアデビル

95 鬼縛珠に宿る魔力を限界まで増幅して身体を強化します。基本攻撃及び転職系スキル攻撃力が上昇し、一部のスキルが変更されます。
→シャッタードグラス - 打撃成功時にキャンセルして転職系スキルを使用できます。
→ワイルドフラワー - スキルキーを長押しすると、準備姿勢に無敵が付与されます。最大1秒まで持続します。

フルボディー

95 金剛を振り回して鞘ごと周囲の敵を攻撃してから連続斬りを繰り出します。連続斬りの余波が残っている状態で突進して強力な打撃を加えた後、戻りながら黒曜を抜いてとどめの攻撃を行います。
シェイカーブラスト及び覚醒スキル以外のスキルで敵を攻撃すると、後ディレイをキャンセルしてフルボディーを使用できます。

テスタメント

100 雨が降る闇の中に溶け込みながら殺気を発散して敵を制圧した後、最も強い敵に向けて白牙を射出し、攻撃します。
その後、打撃した敵を軸にして加速しながら黒曜を抜き、空中居合い斬りを繰り出した後、着地と同時に鬼縛珠の全ての魔力を黒曜に転移させて最後の斬撃で攻撃します。
デイブレイクを選択してテスタメントを使用すると、テスタメントを納刀術として使用することができます。