Season8 Act1 帰還

• ・ロスチェスト地域に記憶の地ダンジョンが追加されます。
• ・「半分の勝利」アクトクエストをクリアすると入場出来るようになります。

偽装者軍団とプリースト教団の聖戦により、オズマが黒い大地と共に封印された後、ロスチェストの地下には残された者たちを追悼する空間が作られた。
しかし、その追悼の地は突然現れた偽装者たちの大群によって、邪悪な儀式の行われる場所になってしまった。
グリムシーカーの目的とは? 前を塞ぐ信徒たちを倒し、彼らの儀式を阻止しなければならない。

祭司長アラク (Araq, the Hierarch)

「13使徒をすべて守れなかったため、ただ1人の使徒を守り抜くことで彼が我らを滅亡から救うゆえ……」
彼は無意識に懐にある聖書を撫でながら、言い慣れた一説を呟いた。
聖書を贈られた日から、毎日のように自分に言い聞かせている言葉でもある。
荒れていた心臓の鼓動が、少し落ち着いた気がした。

「殉教か……」
数多くの者たちが命を落とすがが、その一方で多くの者たちの命が救われている。
絶望の塔に隠されていた真実と向き合った時、彼は死など大したものではないと思った。
だが、他の者たちは……

アラクは振り返って自分の後に続く行列を見つめた。
そして首を振って頭の中に浮かんでは消える雑念を振り払い、
自分の分身のような聖書を開いて、儀式の準備を始めた。

次元術師ラキア (Raqia, the Dimensionist)

ラキアには、幼いころから彼らの声が聞こえた。
目を閉じて耳を塞いでも聞こえる声は、暗い夜になるとさらに彼女を求めるようになり、
ラキアの両親は周囲の視線からその事実を隠すのに必死だった。

グリムシーカーに入って初めて、ラキアはそれまで自分を苦しめてきた声の主が
幼い子供の想像の中にいるベッドの下の怪物ではなく、次元の向こうの存在であることを知った。
生まれ持った才能と、グリムシーカーが長い間集めてきた次元に関する知識のおかげで
次元の力を操る彼女の能力は、日を追うごとに強くなっていった。

巨大な嵐がウエストコーストの海を襲った日、
ラキアは初めて彼らの声を聞いた日のように、強烈な欲望に駆られた。
彼女は導かれるように次元の亀裂を覗き、
昔話で聞いていた数百年前の偽装者たちが石像のように固まっているのを目にした。

突然現れた嵐のように、それがどこから来たのかは全く分からなかったが、構わなかった。
聖書の一節を実現する力を得たことを感じ、ラキアは静かに笑みを浮かべた。

剣士ラムバノグ (Lambanog, the swordman)

ラムバノグはグリムシーカーの中でも指折りの剣の達人だった。
幼くして両親を失い、グリムシーカーの手で育てられた彼は、誰にも邪魔されずに剣の修練ができる時間が1番好きだった。
一振りの剣は彼にとって唯一の友であり、親であり、師匠だった。

彼は時々司祭たちに頼まれて密かな任務を行うこともある。
ほとんどが命懸けの危険な仕事で、
途中で命を落とす仲間もいたが、ラムバノグはそんな任務を心待ちにしていた。
生死を超えて敵と剣を交えることこそ、修練以上に実力を磨ける唯一のチャンスだったからだ。

祭司長アラクがロスチェストに向かう信徒たちを募集した時、
ラムバノグはざわめく人々の間から黙って手を挙げた。
人生の最期になるかもしれない巡礼の旅に、彼が持っていったのは一振りの剣だけだった。

記憶の地 - ダンジョン情報

• ・ダンジョン入場レベル: 98レベル
• ・一日入場回数: なし
• ・難易度: ノーマル / エキスパート
• ・エキスパート難易度はノーマル難易度よりも材料支給量及び装備ドロップ率が高く設定されています。
• ・抗魔力: ノーマル5168 /エキスパート5363
• ・疲労度: 固定疲労度8消耗
• ・パーティー: パーティー可能
• ・入場材料:なし

記憶の地 - 基本報酬

ダンジョンを進行すると獲得できる基本報酬です。

記憶の地 - 特別報酬

• ・キャラクター別に、ダンジョンクリア時に最大10回まで支給され、その後もダンジョン進行時の基本報酬は毎回獲得できます。 (毎日6時に回数初期化)

ノーマル難易度

エキスパート難易度