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Season8 Act13 黒い煉獄

黒い煉獄

地域

ロスチェスト外郭

残酷だった聖戦が終わり、黒き大地はミカエラによってオズマと共に封印された。
プリースト教団は長きにわたって黒き大地の消えたロスチェスト地域の浄化を試み、ある程度の成功を遂げる。
だが、ロスチェストの外郭地域には邪悪な気運が深く根ざした地域が残り、
大地に宿った死の気運は人々の足をロスチェスト外郭から遠ざけた。

恐怖の墓地

黒い教団に占領された地域は次第に過去の黒き大地に似た姿へと化していった。
恐怖の墓地は暗黒3騎士の一人、アスタロスの影響を最も強く受けた場所だ。
生ける者たちはここに足を踏み入れるだけで背後から襲われるような恐怖に晒され
強靭な精神力を持つ者でなければ、その息の詰まるような気運に圧されて理性を失ってしまうだろう。

破滅の楽園

森を覆う棘の木は、招かれざる客が楽園に踏み入れることを警戒しているようだ。
だが、ここを訪れる者たちが気を付けるべきは、鋭い棘ばかりではない。
木と蔦に宿る「破滅鬼」たちが招かれざる者たちを襲い、彼らの足を引き換えさせる。
楽園の中央では主を失った大剣が変化したという巨木が、禍々しい気運を放っているが…

絶望の揺りかご

偽装者たちの死体で作られた繭と、黒い聖戦当時に使われた武器が揺りかごのように眠る場所。
その武器は主の手を離れて長い年月が経ったというのに、何らかの力によって錆びるどころかその鋭さを全く失っていない。
時に繭からは心臓の鼓動のような音が聞こえるが、
実際に聞こえてくる音なのか、聞く者を惑わせる幻聴なのか…聞き分けることはできないという。

混沌の門

その昔、黒き大地があったと言われている盆地から、今も不吉な光が漏れ出している。
多くの者たちの犠牲を見てきた荒地では、長い時が流れても血の臭いが消えず
どこかに通じる門のようにそびえたつ二本の柱が空に向かって伸びている。