Season6 Act5 任務開始

天界皇室に皇女の庭園があるならば、私設警護組織としては「ザ・カンパニー」がある。
時にはスパイ活動も行うなど、主に貴族に雇用されて活動していた。

しかし皇室が彼らを呼ぼうとする動きがあることに気付くと、
自分たちの秘密が漏れることを危惧した貴族たちは
彼らに'裏切り者'という汚名を着せて懸賞金をかけた。

濡れ衣を着せられた「ザ・カンパニー」は紆余曲折の末、無法地帯に身を寄せた。
無法地帯を放浪した彼らは志の高いガンマンたちのリーダー・エンゾ＝シフォと出会い、
行動を共にするようになる。

しかし新しい生活はそう長くは続かなかった。
エンゾ＝シフォはある時から残忍な暴力を楽しむ無法者を集め始め、
ウェスピス軍さえ匙を投げたランジェルスまで呼びこんだ。

「ザ・カンパニー」の師匠オコネルは砂風のベルクトが去ってしまった後にも
エンゾ＝シフォを説得しようとしたが、返って来たのは裏切りだった。
オコネルはもう天界には希望がないと感じ、脱出計画の実行を決心した。

あらゆる情報を操る彼は伝説として伝わる下界の存在を確信しており、
ジゼル博士から潜水が可能なホバークラフトを盗んで逃げ出した。
オコネルと「ザ・カンパニー」はそれに乗って深い海の底を目指し、
天界では伝説とされていたアラドに到着する。

「ザ・カンパニー」はアラドに下りた後、傭兵として定着した。
そんな中、公国の辺境で発生した大きな反乱を鎮圧する機会を得ることになる。
アラドで傭兵団として名を上げるチャンスと思い参戦したが、作戦中に師匠オコネルが死亡。

「ザ・カンパニー」は悲しみを乗り越え、後継者と目されてきたルパートをリーダーに立てた。
ルパートの指揮のもと、「ザ・カンパニー」はアラドで第2の復興期を迎える。

そんな時、「ザ・カンパニー」の消息筋にオコネルが生存しているという情報が届き……。
生きているならば、彼はなぜ戻らないのだろうか?
真相を探るために「ザ・カンパニー」は弟子たちを派遣する。