最高レベル拡張
聖者戦争
大天使ミカエル(CV:堀金蒼平)
ミカエラ。
そなたは失敗しました。
今この場所から私があなたを見ていることが、その証拠でしょう。
そなたの燦爛と輝いていた髪はその艶を失い、
真実だけを見据えていた両目は疲れに沈んでいます。
ただ光だけが満たされていたそなたの心の中には、敵対者が居座って微笑み
神の意志に従っていた両手と、その手に握られていた十字架すら失って
朽ち果てた花びらにも揺るがされているではありませんか。
ミカエラ。
そなたの犠牲は何のためのものだったのですか。
そなたが守ろうとしていた者たちはあなたに背くことに専念し、
そなたが滅しようとした者たちは今やあなたの一部となって
彼らは今、自らのための犠牲すら許さない状況です。
見てください。
彼らはそなたをその両目で見て初めて信じるのです。
いいえ、彼らはそなたをその両目で見ても信じはしません。
いいえ、彼らは結局目を開いて見ようともしないのです。
…ミカエラ。
私の弱くて強い羊よ。
そなたは失敗しました。
だからここに私がいます。
私、ミカエルはそなたが倒れてこそ目覚める存在。
過去の戦いと悪の姦計を断つ者。
そなた、ミカエラの守護聖よ。光の代理者よ。
私はそなたを守る選択を下します。
たとえその選択が、そなたが選んだ者たちを破滅させることになっても…
混沌の天使ルシフェル(CV:安部川賢治郎)
光の従属として生まれたが、光を見ることができず視力を失い、
翼を持つにも関わらず、高い蒼空へ飛び上がることすら叶わぬ天使よ。
お前の灰色の翼は地上へと堕ちる堕落の象徴であり、
閉ざされた両目は偽りの真実を見つめない心眼を意味する。
混沌を通して見た万物は、災いであり、混沌だ。
不浄なるものを滅し、審判することが天使としての使命。
混沌から目覚めた心眼で見つめた場所には不浄でないものなど存在せず、
純潔なものは光と闇のみ、生きて動くものはすべて罰であり罪悪なのだ。
純潔な闇を抱く鋭い光の槍で、裁くのだ。
歪んで醜い彼らの心臓を、真実の槍で貫き罰せ。
そうして限りなく清らかで純潔なる光を…いや、闇を…もたらすのだ。
眩い光は盲目をもたらし、彷徨う闇には出口なし…
すべての神の御心なり…。
光の怪獣パイソン(CV:矢野正明)
パイソンは目を開くとすぐに自分がすべきことを自覚した。
自分を創り出した主を守り、その方の意志に従って混沌を滅すること。
現在、聖殿ベリコリスは暴れ回る混沌の力に穢されているので、パイソンは自分が生まれた理由は主を手伝い、このすべての混沌を終息させるためだと考えた。
"正しい光を持つ者は導き、混沌を持つ者は破滅させる。"
だから混沌の奴隷が目につくたびに強力な神聖力を宿した拳で容赦なくひねりつぶした。
敵に圧倒的な恐れを感じさせ、主に近寄れなくするために。
神は慈悲深いだけでなく、恐怖によっても誤った者たちを統治した。
すべては神の意志、あの方の意志を受け入れない者には破壊あるのみ。
"全ては混沌を滅されるあの方のため!"