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Season9 Act6 Hot Debut : MUSE/TRAVELER 流浪する星

アーチャー

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弓を引く少女たち – アーチャー

空の真下の地。
それは数多くの浮遊島 に囲まれ、その地で生まれ育った者たちの生き場となっていた。
天恵の自然に埋もれ、友として暮らす姿を形象化した「仙」にちなみ、彼らは自らを「仙界人」と称した。
仙界人たちは自由だった。絆す者も、絆される者もいない。統治しようとする者も、統治されようとする者もいない世界。
彼らはこの雄大な自然のように、自由に生きたいと願うだけだった。

住まいを築く者たちが増え、人々は生活の基盤を広めようと考えた。
「空の下の一番目の地 」と名付けられた地に住む者たちは、周囲に浮かぶ浮遊島に目を向けた。
しかし、人間の体ではそびえる虚空の壁を越えることができない。仙界人たちは悩みにふけった。

そんな中、太初のメイジであり、開拓者として後世に名を残した「奇人フィンダー 」が現れた。
彼は生まれ持った魔法のような才能を発現し、身一つで浮遊島を行き来する奇行を見せた。
仙界の長きにわたる悩みが解決し、開拓と冒険の時代が切り拓かれた。

新たな時代が開き、最初に現れたのは魔法使いだった。
フィンダーに触発された者たちが彼に教えを乞い、新たな方法を生み出した。
浮遊島を行き来する奇行はやがて、火をおこし、水を作り、風を起こす力に枝分かれしていった。
さらには他人と同行し、重荷を運び、未知の地に潜む威嚇にも対抗できるようになった。
こうして発展を成した全ては「魔法」と称され、これを創り出し、発展させた者たちは「魔法使い」と呼ばれた。

次に発明家が登場した。
その地には魔力がありふれていたが、それを操る才能のない者たちが発明家の起こりとなった。
「魔法が使えないなら、使えるようにする道具を作ればいい」彼らはそう考えた。
彼らの知識は、魔法よりも爆発的な発展を遂げた。後代に受け継がれ、改善され、新しい概念が生まれ、その概念を実生活に応用するまでに至った。
霧の中に込められた魔力を燃料とする発明家たちの様々な発明品は、もはや仙界人の生活とは切っても切り離せないものとなっていた。
そして「ミストパンク 」が生まれた発明の果てで、世紀の天才と呼ばれる「ベルナー 」により飛空艇が誕生した。

飛空艇の誕生により、再び激変の時代が幕を開けた。大量の物資を運搬できるようになり、浮遊島間の移動がますます便利になった。
交流のための拠点ができ、商業が発展して大型商団も現れた。
新たな地を求めて冒険する開拓者たちの活動がさらに盛んになり、資源を先占するための競争に火がついた。
開拓の果て。仙界全体を覆う霧によって開拓が行き詰ることもあったが、彼らはその霧までも克服し、天界との交流にも成功していた。

同じ頃、仙界の発展を妨害する者らが現れた。
商団の飛空艇を襲撃する海賊、空海に隠れて人間を襲撃する妖怪や妖獣たち。
しかし仙界人たちは、戦いを恐れず立ち向かった。

各地を旅し、敵に被害を受けた者を助ける者たち。楽器を弓のように、弓を楽器のように操り、神獣と共鳴して深い響きを放ち、敵を追い払う者たち。
商団のサポートの下、腕のいいハンターたちが独自で飛行団 を設立し、対抗することもあった。
妖獣の力を操る者たちが、その能力で戦っているという噂もあった。

その者たちの武器はすべて、「弓」。
虚空。風が絶え間なく吹き付け、立っていることすらできない飛空艇の上でも簡単に扱うことができ、風に乗って流れるように敵の首を貫く武器。
弓だけで戦う者。弓に魔法を込める者。発明品を取り付ける者。弓は強化され続け、変形を成して幅広く使われ始めた。

そして今、少女たちがいた。
魔法と機械工学の発展による二度の時代を経て、自身が愛する世界の自由を守るために弓を引く、少女たちが。

新規キャラクター : アーチャー

· 新規キャラクターアーチャーが追加されます。
· 新規キャラクターアーチャーのチュートリアルが追加されます。

スキル

スキル名 レベル 説明

不意打ち

1 後方にジャンプし、射撃を行って地面に衝撃波を起こし周囲の敵を浮かせます。

フルスイング

5 弓を大きく振り回し、周囲の敵を攻撃して前方に押し出します。

ライジングムーンサルト

10 素早く前方にダッシュして衝突し、バク転して敵を強く蹴り上げます。
トラベラー転職時、蹴りのあとの後ディレイをキャンセルして空中使用スキルを発動できる機能が追加されます。