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    大魔法使いの次元回路 ~ビハインドストーリー~

    2023.06.27 13:08


冒険者の皆さん、こんにちは。アラド戦記のストーリー担当、6号です!
少し緊張しますが、こうしてお会いできて嬉しいです。

ミューズ&トラベラーのキャラ設定とストーリー担当としてストーリーマガジンに名前があがったので、
私のことはご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
今日は、私がメインストーリーを担当した「大魔法使いの次元回廊(以下、次元回廊)」をテーマに
お話をさせていただきたいと思います。

「大魔法使いマイア」は、設定としてのみ存在し、長らくベールに包まれていた人物ですが…
なんと今回、初めてストーリーに登場しました。
そのため、「いきなりどこから現れたんだ?」と混乱させてしまわないように工夫を込めています。

長期にわたる天界での冒険が終わり、いよいよ新たな物語の幕開けですね。
今回のストーリーマガジンでは、
ストーリーを作る私たちがどんなことを悩み、何を重点的に盛り込もうとしたのか、といった裏話をお届けします。

過去の記憶と向き合い、新しい未来へ

次元回廊は、長期にわたる歪曲した次元への冒険を終えて、新しい冒険を準備するためのアクトです。
有終の美をもってストーリーを締めくくり、次のストーリーへの期待を高めながら、
同時にアラド戦記全体のストーリーを進展させる必要がありました。
全体の脈絡からすると、かなり重要度の高いアクトでしたね。
そのため、セリフに込められた情報をきめ細かく調整し、「クエストをこなしていくうちに、全体の流れが理解できた!」
と感じていただけるような構造にすることを意識しました。

それでは順を追って見ていきましょう。
作者の弁、始まります。



1) 彷徨う刃

「彷徨う刃」ストーリーは、
冒険者さんがこの物語の「主人公」であることを自覚していただくための第一歩です。

ヴァールハイトで展開された次元回廊の序盤。
私は、「大きな山を乗り越えてきた冒険者さんの気持ち」を考え、そこに着目しました。
「7人のマイスター」や「天界連合軍」、そして、「暴龍王バカル」に至るまで…
過去への次元旅行でフォーカスが当てられていたのは「過去の人物たち」でしたが、
暴龍王バカルまでのストーリーも無事終わったので、これからは「冒険者」にフォーカスしていこうと考えました。

そんな訳で、バカルから真実を聞いて彷徨う冒険者の心理がクエストの導入に反映されました。
冒険者を称する「刃」、その意をもって「彷徨う刃」が誕生したのです。

これまで受け身だった冒険者のポジションを能動的に変えるなら、今が適期だと考えました。
アイリスの自覚と深まる疑い…ミカエラの生存…外れ始めた創新世紀の預言…
そして、バカルからヒルダーにまつわる真実を聞くに至るまで。
すべての情報をもとに冒険者は、真実を受け入れるためのビルドアップを積み上げてきました。

これまでアラドは、膨大な世界観と多くの人物の動きを多角的なストーリーを通して展開してきましたが…
「冒険者」より「プレイヤー」として得られる情報のほうが多く、
冒険者の行動にもどかしさを感じる方も、中にはいらっしゃったかと思います。
しかし、様々な観点から物語を展開させたことで、それぞれの人物が置かれた状況を十分理解したうえで、
(巡りに巡り…) 絶好のタイミングでバカルと出会い、真実と向き合うことができたのだと思います。

今回の次元回廊で重要なポイントとなるのは、「冒険者が自ら前進し、自分だけの遠大な目標を持つ」
ことだったので、
最も重要な決定は他人ではなく、自ら決定するような演出を増やしました。

こうして第一歩を踏み出した冒険者は、自分の道を見つけるために記憶の図書館にある次元の境界へと向かいます。

2) たった1人の、1人だけのための記憶

7界- 裏面の世界、記憶の図書館

今シーズンでもお馴染みの「歪曲した次元」ではない、まったく新しい空間が追加されました。

宇宙と宇宙の境界である「次元の境界」。そして、たった1人の魔力で作られた「記憶の図書館」。
あらゆる要素が盛り込まれたこのイラストは、目新しい空間に来ているという感覚がしっかりと表現されています。
欠けた宇宙の隙間から見える他の宇宙に、ディメンションウォーカー関連の背景も配置されていますね。

ディメンションウォーカーを育てたことがある方なら、もうお気づきでしょうか。
隙間から見えるマイアの魔法陣と記憶の図書館からは、何とも神秘的な雰囲気が漂います。

この全てをすばらしく表現してくださったアート担当さん、この場をお借りしてもう一度、感謝の言葉を申し上げます!

ディメンションウォーカーとしてプレイする際の、ニアリとディメンションウォーカーの会話もたくさんの注目を浴びました。

次元の境界という空間を活用し、設定として存在していた世界観をより具体的に表現することができたと思います。
また、「二アリが故郷の近くまで来られたんだから、冒険者を誉めてあげたら?」という5号さんの意見をもとに、
全体的な会話を構成しました。

可愛くも、怖くもあるニアリのハツラツな魅力をお見せすることができ、思いのほか多くの方々から反響があったので嬉しい限りです。
またいつか、皆さんに喜んでいただけるようなディメンションウォーカー系ストーリーを公開できるよう、
これからも精進していきたいと思います!

次元回廊はレベルアップ区間ではないので、限られたクエストの中に多くのストーリーを盛り込む必要がありました。

「様々な世界にいる存在を、1つの空間にいかに効率よく組み込むか」といった課題に直面して思いついたのが、
1つの空間からいろんな世界に入ることができる、「記憶の図書館」でした。

順序だてて話を展開した場合、ただの情報の羅列になってしまうのではないかと危惧し、
今回の次元回廊では、かなり挑戦的なストーリー展開を採択しています。

いかに面白く展開していくかが悩みどころでしたが、
記憶の図書館に、記憶の中に入ることのできる「記憶の書」という設定を追加し、
破片化した記憶の中に重要度の高い情報を適切に配置することで、没入感の向上を図りました。
冒険者は記憶の中を覗き見ることができる本を通して、ストーリーを逆行していきます。

プレイヤーとゲームの中の人物たちが、頭の上に「?」を浮かべながらプレイできるよう構成しました。
ぜひ、従来のアラドストーリーとはひと味違う展開を楽しんでみてください。

また、多くの冒険者さんたちにとって馴染みのない展開方式だったので、
混同しやすいと思われる情報をまとめてみました。
多くの方にストーリーが理解しやすくなったという評価をいただき幸いです。特に、最後のミシェル・クリオのまとめ方は短くて明快でしたね。ミシェル・クリオの頭のよさに感謝です!

6界- 眠れぬ罪悪の地獄



「恐怖の神」、「不敬なる神」、「太初の恐怖モロス」。

死霊術師の真覚醒で姿を現したモロスが、初めてストーリーにも登場しました。

画面が反転 する演出は多くの方から好評をいただきました。
画面が反転されただけで、モロスが1つの世界を支配する存在であるということが、
こんなにもうまく表現できるんだと、自分でも驚きました。
「ソウルブリンガーの鬼神」と「死霊術師のアンデット」を混同されていた方たちにも、
その差を分かっていただける機会となりましたね。
眠れぬ罪悪の地獄の存在たちが「冥界に受け入れられず彷徨う者たち」と定義されたことによって、
「死んで霊になった者」ではなく、「死ぬことも生きることもできない者」というグロテスクな印象を残し、
「恐怖」というキーワードを通して固有性を付与することができました。

また、モロスを通して次元回廊で全般的に活用される設定の1つについての内容もありました。
「強力な存在は、記憶を通して具現化される時、本体とつながる。」
それぞれの世界の全ての超越的な存在に会う必要があったため一見複雑に見えますが、
モロスは世界をひっくり返して、地を傾けてしまうほどインパクトの強い存在だったので、
多くの冒険者さんに直感的に理解していただくことができ、ホッとしました。

モロスと同様、設定として存在していた「眠れぬ地獄」もお見せすることができました。
初めて公開する名称だったので、慎重に決める必要がありました。
地域名が長いと感じられる方もいらっしゃったかと思いますが、単に「地獄」と表現してしまうと他の概念との区別がつきにくいので、
真覚醒アップデート時の設定をそのまま維持したほうが良いと判断しました。

次元回廊では、キャラクターと関連する様々な世界が出現するため、
「キャラクター専用セリフ」のバリエーションを増やそうと心掛けました。
特に、眠れぬ罪悪の地獄は死霊術師と直接的に関連のある空間なので、こだわりのセリフを用意しました。
死霊術師のセリフは、本サーバーのアップデート時に、ストーリー担当者8号さんがキャラクターの個性に合わせて生命力を吹き込んでくれたものです。
力を渇望するキャラクターなので、「モロスの強い力に酔っている」感が出ています。

最後に6界で触れておきたかったのは、光が木の上から垂れ流れる空間です。
暗闇の密度が高く、光が液体のように流れ落ちるところがアート的に美しく表現されましたね。
アート担当者が手がけたコンセプト原画をご鑑賞ください。

5界- 鬼神を閉じ込める門、冥界

次は、鬼神の地「冥界」です。「鬼神」は、アラドの根源ともいえる設定の1つです。

一度も直接的に公開されたことはありませんが、多くの方が身近に感じている場所ですね。
オズマレイドのアニメーションに登場している「冥界を治める門の主、カロン」もまた、
ソウルブリンガーを育てる冒険者さんに限らず、多くの方たちに馴染みのあるキャラクターです。
消滅の神と呼ばれるカザンを冥界に強制連行する姿を通して、
カロンの強大な力についてもお分かりいただけたのではないでしょうか。

冥界は、次元回廊でとても重要な地点の1つです。
冒険者は6界の「眠れぬ罪悪の地獄」で、「何かを守らなければならない」ということに疑問を抱き始め、
5界の「冥界」では、「何かを守り抜く力」について証明することをカロンから要求されます。
その結果、振り回される「刃」であった冒険者が、自ら「柄」を握ることになります。
受動的だった冒険者が能動的に変化する瞬間を皆さんにダイレクトに伝わるよう、
ストーリー担当の3号さんにかなり気を配っていただきました。
冒険者が出会ってきた人物のうち、死んだ存在たちを再度出現させることで
自らの意思で行動したのか、それともすべて運命に振り回されただけなのかという問いを投げかけ、
答えを求める区間が追加されました。
この演出は、冒険者の方々から「走馬灯演出」と呼ばれるほど注目を集めましたね。

冒険者の変化を表した重要なパーツの1つなので、
キャラクターごとのカロンへの回答部分のセリフに、少しながら違いを与えました。

そして冥界では、ソウルブリンガーキャラクター専用のセリフが見どころです。
真ソウルブリンガーの「白鬼の王」という設定の通り、カロンが王として迎え入れるというコンセプトで作成しました。
多くの冒険者さんがソウルブリンガーで次元回廊を再度プレイし、ストーリーを確認されたと聞いております。
今後も皆さんに、よりストーリーを楽しんでいただけるよう準備していきたいと思います。

カザンに加えて、これまで明かされていなかった鬼神たちの本体の姿も公開しました。
アート担当者さんとコンセプト会議をした時から、細心にコンセプトアートを手掛けてくださり、良い結果につながったと思います。
先ほどもお伝えしましたが、いつもありがとうございます。
冥界と鬼神のコンセプト原画です。ぜひご覧ください!

4界- 滅亡が去った後のかけら、魔界



次は、滅亡が去った後のかけら、魔界です。

アビスは、無限の力を持つ物質ですが、カシュパとジゼルによって何度も取り上げられてきましたね。
冒険者キャラクター「男メイジ」の象徴でもあります。
その根源と呼ばれる存在が、今回初めて魔界に登場しました。

「アビスの根源」という新しいキャラクターをどう表現し、インパクトを活かすか。
空間とアビスという設定は馴染みがあっても、これまでに出てきたことのないまったく新しい人物はどう表現すべきか。
どうすれば、これからのアクションに期待を持たせられるか、などと課題がたくさんありました。
世界観に見合わない人物だと思われるような「突拍子もない」展開も避けなければいけません。
そこで、アビスの根源はこれからの行動を予告するような構成にしようと考えました。
モロスとカロンを通して冒険者が心を決めた後に、また別の威嚇があるということを知れば、
目新しい発見をした、という印象を受けていただけるのではないかと思い、
その区間にはアビスの根源を配置することにしました。

アビスの根源を巡って、多くの冒険者さんが色々な推測をしてくださいました。
ここでその正体をすべて明かすことはできませんが、
ストーリーでもうじきご確認いただけるので、楽しみになさってください!

アビスといえば、男メイジの話をしない訳にはいきませんね。
アビスの根源そのものが、男メイジたちの心臓を握っているも同じなので、
心臓をアビスに変えた男メイジたちの特別な演出を追加しました。
ここでは、ニアリとディメンションウォーカーの関係性を手掛けた5号さんに頑張っていだだきました。

冥界では、冒険者が能動的に変化するきっかけを作ったので、
カシュパ所属だった冒険者がアビスの力により生まれ変わり、数々の冒険を通して
これからは自分で自分の道を探していくのだということを暗示しました。
男メイジはキャラクターごとに性格の違いが出るので、セリフに微妙なニュアンスの差を与えることも
個人的には楽しみの1つでした。

今回は、ヒルダーとマイアの出会いについてお話してみましょう。

2人が同じ空間に立っていることだけでも、大事件ですよね。
このシーンを書くために、これまでのストーリーを見返して内部会議を重ねました。
シーン自体は短いですが、セリフの1つ1つを慎重にセレクトしました。展開につれて段々と高まる期待、
そしてこれからのストーリーへの期待に応えるために、見落とした設定はないかをチェックする必要がありました。
そのため、できる限りたくさんの方から意見を集め、これからのストーリーにどんな影響があるかといった点にも留意しながら作業を進めました。アップデートの最終日まで、悩みに悩んでセリフを修正しました。

このシーンには多くの意味が凝縮されているので、今後の内容にもご期待ください。
それでは、次のエリアに行ってみましょう!

3界- 抑圧された空、天界

再び、暴龍王バカルです。彼の影響力は絶大でしたね。これからもまだまだ続きます。

次元回廊でも、暴龍王バカルの話をしたいと思います。

マイアとバカルがすでに会ったことがあるという内容は、機械革命ストーリーで先走って言及されていました。
そのため、次元回廊では「2人が会ったことは知ってるけど、会って何をしたんだっけ?」といった疑問を、
ベストなタイミングで解消する必要がありました。
そして、とても長い間受け継がれてきた「もの」についての情報に目を向けました。

はい。お察しの通り「バカルの遺産」です。マイアの提案でマイアがヒルダーを貫くために残した遺産は、
今後の話でも重要な要素となるので、説明しておく必要がありました。
シーズンストーリーに大きなインパクトを与えた、バカルのエピローグシーンでもあります。
この遺産がどのように使われるかは、今後のストーリーをお楽しみになさってくださいね。

2界 - 露が宿る森、アラド

大魔法使いマイアの最大の業績である大魔法陣が作られた場所、アラド。

恐らく、次元回廊で最も重要な場所だといえるのではないでしょうか。
私が次元回廊のストーリーを担当していた時から、この場所を中心に物語を構成したいとチームに話していました。
ストーリーを書くために、関連する設定を細かくチェックしていく中で、アラドから得られる情報が
今後のストーリーで最も重要な役割を果たすと考えました。
そして、プレイヤーの皆さんと一番長く時間を共にしたキャラクターをお見せする瞬間でもありました。

私は全体的なストーリーを書く前に、まず1行にまとめる習慣があります。
次元回廊ストーリーを書く前の1行は次のような内容でした。

自我のない刃だった冒険者が、マイアの記憶をたどり、与えられた試練を乗り越え「守るべきもの」に気づき、大切なものを守るために自ら前進する物語。

次元回廊でセリアと出会う瞬間を描くために、エルブンミアの設定にも関与しながら、
エルブンミアクエストのセリフで、「大魔法使いマイア」というワードが出てくるように配置をしておくなど、
セリアと大魔法使いマイアに関する内容をどんどん積み重ねてきました。

また、セリアとシュシアに関するWebストーリーを担当し、
セリアにまつわる様々な物語を冒険者の皆さんにお届けしたいと思いました。

セリアは冒険者がゲームをプレイして出会う初の人物であり、自分に関する記憶を持たない人物です。

だからこそ、次元回廊では自我のない刃である冒険者と、自分が誰か分からないセリアが出会い、
助け合う関係になっていく姿を表現したい、という強い思いがありあました。

1界- 空の下の一番目の地、仙界

次元回廊で最も重要な場所がアラドだったなら、これからの物語で最も重要な舞台となる空間はこの場所。
「空の下の一番目の地」、仙界です。
仙界は、マイアの記憶をたどりセリアの正体を悟った冒険者が、
迫り来る危機の中「これから何をすべきか」を考える区間でした。

長らく設定だけが存在していたので、多くの期待を集めていた場所ですね。
1つ目の課題は、「どこに焦点を置くか」。
そして、地域と背景についての情報をたくさんお見せするより、「冒険者」と「大魔法使いマイア」に集中しよう、
という結論に至りました。

レギオンコンテンツなので、色んな背景をすべてお見せすることはできない状況…

そのため、誤った選択をする訳にはいきません。
一方、次元回廊では、様々な世界の背景をお見せする必要があります。
しかし、そのうちの仙界だけをクローズアップすることはできません。
よって、これまで見てきた記憶を通して分かっている内容を除き、
「仙界はどういった空間なのか」よりも「これから仙界では何をすべきか」について
重点的に構成していくべきだと考えました。

また、「悲壮さ」よりはこれからの冒険に対する「ワクワク感」を感じていただきたく、
大魔法使いマイアを愉快な性格に設定しました。

0界- 裏返った滅亡の世界

いよいよ最後の空間ですね。
セリアを守れなかった時に繰り広げられる、滅亡の世界。
ここで出現する光の女人は、アビスの根源とヒルダーを通してずっと語られてきた人物です。

そして、今回も選択に悩まされました。
光の女人という新たな人物が出現する際、その人物に関する情報を提供すべきか、
それとも周囲の要素をお見せしたほうが効果的なのか…

私の選択は後者でした。
まず、セリアを守れなかった時の結果を直接的に表現したほうが良いと思いました。
セリアを守れないとこうして世界が滅亡していくのか…と感じるようなパートは少ないので、
次元回廊の独特なコンセプトを活かして表現してみようと考えました。

光の女人、そしてアビスの根源のように未だ正体が明かされていない人物たちのストーリーは、まだまだ続きます。
これからもストーリーを楽しんでいただけるよう、粉骨砕身していきたいと思います。



3) 最後に…

次元回廊ストーリーを最後に、クロニクル基準シーズン12の全てのストーリーが終わりとなります。
ここだけの話ですが、大魔法使いの次元回廊ストーリーは私が入社して初めて担当したメインストーリーだったんです。
たくさんの同僚に助けてもらいながら、一生懸命手掛けました。
楽しんでいただいた冒険者の皆さんからたくさんのフィードバックをいただき、応援もしていただき、
愛情を持っていただいたので幸せな気持ちでシーズンを締めくくることができました。

次のシーズンからは新しいエリア「仙界」のストーリーをお届けします。
ストーリーで不十分だった箇所をチェック・補完しつつ、
今シーズンにいただいた声援に応えられるよう、これからも皆さんに喜んでいただけるようなストーリーを届けられるよう、
精一杯取り組んでいきたいと思います。
それでは皆さん、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

ストーリー担当、6号より。

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