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Season8 Act19 Assault:爆撃開始

Assault:爆撃開始

2次覚醒エクスマキナ

シノプシス

"キミ、どうやって生きてるんだ?"

男の体をじっくりと見たメルビンが放った、最初の一言だった。
ビリビリする電流が脊髄を辿るように流れると、男が反射的に身震いした。
首に手をやって自分につながれた太い線に触れた男は、長く伸びる線を辿って視線を移した。
巨大な機械装置がエンジン音を立てながら回り、
また機械装置から数えきれないほどの線があちこちへと伸びている。
男にはその装置が何なのか、正確には分からなかったが
恐らく自分が気絶している間の生命を維持してくれる装置だろうと思うことにした。

「実験的な機能を手当たり次第詰め込んだみたいだね。本当にメチャクチャだよ。
それでも戦闘効率だけは高めたかったのか、そこだけ手を掛けた痕跡はある。」

メルビンは眺めていたチャートを、これ以上は必要ないというように伏せて男を見つめた。
機械装置に気を取られていた男に向けてメルビンが指を鳴らし、自分に注意を向けさせる。
男の顔が自分の方を向いたのを確認したメルビンは、面倒くさそうにペンで頭を掻いた。

「その負荷に耐えなきゃいけないのが人間だって事だけ抜きにすれば、だけど。」

必要性を失ったチャートとペンを研究室の机の上に放り投げたメルビンが、計器ボードに向けて足を進めた。

「はっきり言っておくけど…ボクはただの科学者だから、ジゼルみたいに人体実験をする趣味は無いよ。
まあ…人造人間みたいなのは作ったことあるけどね…。
とにかく、必要なデータだけ残した上で最適化して補完する作業だってこと。」

メルビンが何かのボタンを押すと、実験室全体にけたたましい騒音が響き始めた。

「ジゼルと合作するみたいで気は進まないけど…セブン・シャーズに関係することでもあるし、
何よりもキミをこのまま放っておいたら、目くじら立てそうな人が多くてさ…。」

男は瞼が重くなるのを感じた。

「じゃあ、始めるよ。ちょっと寝て起きたら全部終わってるから。」

霞んでいく意識の中で、メルビンの最後の声が微かに聞こえた。

「ジゼルが作った『機械人間』か…。ボクは『機械の神』くらいにすればいいのかな。」

スキル紹介

スキル名 レベル スキル説明

リコンストラクションボディー

75 基本攻撃・ダストショット及び転職系スキルの攻撃力が上昇し、一部スキルが変更されます。
  • *ブースト : サプレス
  • →地上被撃状態でも使えるようになります。
  • *ブースト : ボディーバンカー
  • →耐久性を強化して盾が大きくなり、維持時間及びダメージ減少率効果が増加します。

AT-SO Walker

75 信号弾を発射してAT-SOウォーカーを召喚します。
AT-SOウォーカーは維持時間中エクスマキナの後を追って周辺の敵を自動的に射撃し時間が経過すると壊れて消えます。
AT-SOウォーカーを召喚した状態でスキルキーを再入力するとウォーカーに搭乗できます。
搭乗中は基本攻撃及び一部スキルを使用でき、そのスキルのクールタイムが減少します。

ウォーカー攻撃中止

75 AT-SO Walkerの自動射撃を中止させます。

レイセオンクリート

80 特殊改造火器`レイセオンクリート`を使用して前方に強力な爆発を引き起こします。

ブースト : イクオリス-MR

85 特殊アドオン装備`イクオリス-MR`を召喚して結合した後、火器を開放して前方を爆撃します。