Season10 Act2 アスラハン:ムのベール

アスラハン:ムのベール

アスラハン:ムのベール

ストーリー

シノプシス : 神が映したもの

「クッ…」

冷たい床から伝わる冷気と回廊の向こうから吹いてくる晴煙の夜の空気に、男は意識を取り戻した。
辺りには自分と同じムの目の信徒たちが息絶えて倒れている。

「晴煙…晴煙に知らせなければ…エダン様…」

一命を取り留めた男は、力を振り絞って体を動かした。
この事態を、ムの目の内部で起きた出来事を…信用に足る者に伝えなければ。
それが…自分が生き残った唯一の理由なのだから。
自分の荒い呼吸音以外は何も聞こえない、静まり返った回廊。
空間の果てから、二つの足音が不規則な和音を奏でながら近付いてきた。

「ロペス…何てことを…!ここは神の…」

激昂する男の声の合間に、ロペスの冷たい声が割り込む。

「まだ息があったのか?役目は終わったのだから、もうお前たちに用は無い。」

ロペスは身をかがめて生き残った男と視線を合わせた。
そして片手を軽く振りながら、霧を自分の気運で染めていく。

「言い残したいことは?」

瀕死の男は最後の力を振り絞り、両手で円を作って唱えた。

「我らは神が世界を収めるための視界であり…」

まるで祈るように組んだ両手の間に周辺の霧が集まって、微かに光を放ち始める。

「…神が記憶するあらゆる場面に存在する…」

どんどん苦しくなる呼吸と、目の前にいるロペスからは逃れられないという恐怖が全身を締め付ける。
どうやら、ここで自分の人生が最期を迎えることを悟っているようだった。
震える唇をなんとか開いた男は、残る息を搔き集めて叫んだ。

「我らが目にしたものは神の目に!」

ロペスは生き残った男の言葉を聞くそぶりも見せずに、彼の息の根を止めた。
そうして、彼が叫ぼうとした言葉の続きを、自分の低くて冷たい声で唱えた。

「神が照らすは…我々である…」

生き残った男の指先に集まっていた霧の光が、儚く散る。
消えゆく霧の光と回廊の向こうから差し込む晴煙の星明かりの間で、ロペスの眼光が怒りに揺れた。

「今、お前の目にはどんな未来が見えているんだ?」

ロペスはすでに息絶えた男の胸倉を掴んで尋ねた。

「お前の神はどんな未来を映し出している?」

胸倉を掴んだ手が小刻みに震える。ロペスは脱力した男の肉体を見つめながら、嘲笑うかのように言葉を続けた。

「それでもお前は運がいい方だ。愛する神の手で仙界が壊されるのを見なくて済んだのだからな。」

ロペスはしばしの沈黙の後、自分と共にここへ来たもう一つの足音の主に目を向けた。

「敬拝する神を罵られて憤慨しているようだな、祭司長。」

クラディスはロペスの嫌味に応えず、回廊の端に現れた扉を見つめた。

「あの扉の向こうが…ムの神域です。」

クラディスの後を追って歩き出したロペスは、巨大な扉の前で立ち止まり、何かを回想した。

(あの声は…)

声の主が誰なのか、どんな姿をしているのかは分からなかったが。
ほんの一瞬繋がった時に聞こえた、低くてはっきりした声が忘れられなかった。

(あなたのように強い刃を…新たに構えてみませんか。)

ロペスの片目に深く刻まれた十字の傷の間に、血管が浮き上がる。

「刃…構える…」

ロペスの独り言に、クラディスが反応した。

「刃?何のことですか?」

ロペスは深く息を吐いて、意味の分からない言葉を吐き出した。

(誰が刃の柄を掴むことになるかは…じきに分かるだろう。)

扉の前まで来たクラディスは、少しためらうそぶりを見せてから、長い時間固く閉ざされていた扉を開いた。
長い間使われていなかった空間特有の埃っぽい空気と、騒乱が通り過ぎた回廊の冷たい空気が混じり合い、二人の肌を撫でる。
ロペスはゆっくりと扉の向こうの空間へ進んだ。彼を包み込む暗い気運が、純白の霧に満ちたムの場所へ染み込んでいった。

「全てを徹底的に利用し、そして否定してやろう。これはその始まりに過ぎない。」

モンスターストーリー

燃え盛る神獣セミアニ(CV:後藤光祐)

我の炎は、いつものように熱く燃え盛っていた。

「さあ、このミストギアを身につければ火が収まるはずだ。たぶん…な。」

巨躯に見合わぬ眼鏡をかけた人間が、首と尾に付けるおかしな物をぐいぐいとはめた。
エダンという名だったか?この人間は火の熱さを感じないのだろうか。

「おいおい…何だ、その無礼な表情は。で、着け心地は?」

おかしな物のおかげか、四方に燃え盛っていた炎が弱まり、その残滓がぼやけるように空中に溶け込んでいった。
吐き出しても吐き出しても、生まれた時から離れることの無かった炎が、空中で揺らめいて消えていく。
自分自身を燃料として燃え上がる炎。
それが物心ついた頃に初めて認知した、「自分」だった。

互いに支え合って生きていくことが最も重要な価値だった目覚めた森で、
周りの全てを飲み込もうとする炎は、常に監視の対象となった。
そう、もしかしたら妖気のようなものとして扱われていたのかもしれない。
存在するだけで被害を与えるこの力は使ってはならない力か、
もしくは、やむを得ず使うとしても制限して扱わなければならない力か…
それも無理ならば…

いっそ存在しない方が良かったという…隠された本音に従うか。

「グルル…」

もしかしたら単なる思い込みかも知れない怒りと共に、調節できない炎が一層勢いを増した。
このままだと、ここも燃やしてしまうかもしれない。
「おい、気を付けろ!お前が何をしたいかは知らないが、この炎は危ないんだぞ!」

「……?」

だが、我の怒りはやはり思い込みだったようだ。
人間の表情がパッと明るくなった。

「効果があるみたいだな!」

憤怒を表すように燃え盛っていた炎が、今は静かに揺れている。
どこでも、
誰とでも、
一緒にいられそうな、温かさと共に。

不運のフォルス(CV:髙橋孝治)

消えた神を信じることほど、不運なことはない。

生まれたその瞬間から、不運はいつもオレの傍に存在した。
ああ、最悪の環境で育ったとか、誰もオレを構ってくれなかったとか、そんな退屈な話をするつもりはない。
オレの周りには、誰一人不運でない人間なんていなかったからさ。

ただ、オレの人生は不運な面しかないサイコロを転がすようなものだった。

いつも、ただ状況に転がされるまま、その時出た数に従うしかない…この上なく不安な人生。
どんな結果が出るかが目に見えているサイコロを毎回転がすけど、
苦難の面しかないサイコロに、輝く未来を期待できるはずがない。
耐えたところで、結局はそのサイコロを振るしかない選択の状況で、
それでもマシな面がでることを願いながらサイコロを振り続けた。

だからといって、オレたちに希望が全くなかった訳じゃないんだ。
まだ、何も描かれてない面が一つだけあるって信じていた。
そして、次こそその真っ白い面が出るようにって…
そして、それがほんのわずかでも輝きのある面であるようにって…
我らが神に祈りを…
祈りを…
祈り…

「……。」

ああ、そうだった。この話を始めた理由があったんだっけ。
長い間微かな信仰は残ってたけど、結局は完全に消えた…神に関する話。
存在を信じるだけで、不運以外の面が一つはあるはずだと思えた…
水仙の花のように質素だけど、見上げることすら憚られるくらいに高貴で美しかった美の女神が。

ほら、最初に言っただろ。
オレがこれまで振ってきたサイコロはそこまで最悪ではなかったって。
オレが今後どんなことに直面したとしても、人生を支えてくれた神が消えることほど…
それでも消えた神を信じるしかないことほど…
不運なことはないはずだから。

そう。オレは初めからこの世界に間違って転がってきたサイコロなのさ。

このサイコロはどんな面を示すだろう?
唯一希望があった面すら失った今はただ…
今より最悪じゃないことを祈るばかりだ。

煌めくダイアンとムース(CV:春海ひなの)

調和、それは仙界を成す根幹。
そして、目覚めた森。神獣との調和が始まった場所。

ダイアンは目覚めた森付近にある、小さな街で生まれた。
そのため、当たり前のようにアルムに属するようになり、そこで目覚めた森を管理することになった。

初めて交感して通じ合った神獣、ムースとの出会い。
その後はムースと一緒に空を飛んだり、新しい神獣が生まれるたびに彼らとも交感したりしながら目覚めた森の調和を維持する日々。
音楽の才能は無かったけれど、ダイアンは神獣たちの交感という面では優れた才能を持っていて
明るく朗らかな性格もあって多くの仲間たちと楽しく過ごしながら、今の暮らしに大きな満足感を得ていた。

ある人物に出会うまでは。

「新しい場所を飛び回ってみたい!」

その人に会って、ダイアンは気付いた。
自分が見てきた世界はあまりにも狭かったことに。

「重泉や千海天ってどんなとこかな~?」
「うーん、この白海や目覚めた森とは違う文化を持つ場所じゃないかな?」
「行ってみたい!」
「ダイアン、その気持ちは分かるけど…ボクたちは目覚めた森の調和を守らなきゃ。」

そして、その思いは時が経つほどにどんどん大きくなっていった。
だが、ダイアンがそんな話をするたびに、仲間たちの心配も深まるばかりだった。
ダイアンの親友であるカミラも、彼女のそんな行動を理解しつつ、なぜ心配するのかをこんこんと言い聞かせた。

ほとんどの理由は、彼女の不在によって目覚めた森の調和と理が乱れてしまうかもしれないということ。
だが、ダイアンはその話をいくら聞いても納得することができなかった。

(アタシはただ、色んな新しい場所に行って、経験してみたいだけなのに…それがどうして調和や理を乱すことになるの?なぜ?)

そんな状況が続くと、ダイアンは次第に目覚めた森での生活を息苦しく感じるようになった。
これまで目覚めた森でしてきたことが、何もかも退屈で楽しくなくなってしまった。
ムースと一緒に空を飛ぶことも、一時の退屈しのぎになるだけだった。

「…おかしいよ。」

ついには、それまで経験してきた事に対する疑問を持つようになった。
自分の思いを尊重してくれない仲間たちが。
そして、その基準を当たり前のように受け入れる全員が。

「…アタシはただ、新しい場所が気になるから行ってみたいだけなのに、それさえ許されないんだよ。その調和と理ってもののせいで。」

頭が締め付けられるような感じがして、ムースと一緒に空に飛び上がり、ぼんやりと霧を見つめていたダイアンは、目を下に向けて目覚めた森を見下ろした。
すると、美しかった目覚めた森の姿が、まるで見えない鉄の柵に囲まれた模型の庭園のように見えた。
その中に…見えない足枷に縛られたまま、仲間たちと一緒に楽しく過ごしていた自分がいる。

その姿を見た瞬間、ダイアンは悟った。
自分には理解できない基準に振り回されながら、それが正しいと信じて生きてきたことを。

「だからみんな目覚めた森から出て行けないんだ。」

自由に何でもできると思っていたのは、全て偽りだったのだ。
…アタシはこんなところに閉じ込められていたのね。

憤怒する霧のブリム(CV:永峰新)

監視者の村外郭の海岸、ブリムは物思いに耽りながら座っていた。
あまりにも犠牲者が多すぎた。
共に日常を過ごしていた者たちが妖気に蝕まれて人鬼となり、街に残された人々はその人鬼の攻撃によって犠牲となった。
諦めずに力を合わせて危機を乗り越えたが、犠牲になった者たちは戻ってこない。
しかも、妖気に関する状況が完全に解決したわけでもなかったので、感傷に浸る時間など無いことも分かっていた。
だが、人生の全てだったものを失ったブリムにとって、現実はただ耐えがたいほど重い悲しみに満ちていた。
かなり長い時間が経った頃、村長バーナスがブリムのもとへ近寄ってきた。

「ブリム、一人で何をしているんだ?」
「ああ…村長。ちょっと…一人で考え事をしていたんです。」

バーナスはブリムの目に宿る感情を一瞬で読み取ることができた。
それは街の誰よりも大きくて深い、まだ幼い少年が背負うには大きすぎる悲しみだった。

「…そう悲しむな。街の人々は君がどれだけ頑張ったのかを分かってくれているはずだ。」
「僕は…街を救うと誓っておきながら…街を滅ぼす原因にさえ気付けなかったんです。目の前にあったのに。」
「…想像すらできない事態だったからな。」
「人鬼と化した者たちもみんな…街の住民だったなんて…」
「……。」
「そんな彼らの命を奪ったのは、他の誰でもなく…この僕なんです。」

ギュッと握りしめたブリムの両こぶしは、哀れなほどに震えていた。

「もう話さなくていい。辛い話を無理にする必要は無いだろう?今はただ…」
「いいえ、村長。僕はこの件をこの手で終わらせたいんです。」
「ブリム…」

許せなかった。
平凡だった日常を奪った妖気も。
信仰という大事なもので欺いた者たちも。
そして何より、その全てを目の当たりにして、ただ悲しんでいるだけの自分が許せなかった。
立ち上がったブリムは相変わらず固い表情で言った。

「そろそろ発つ準備をします。まだ妖気の脅威は終わっていませんから。」
「…そうか。気を付けて行くんだぞ。」
「…はい。ご心配なく。」

自分を案ずるバーナスに背を向けて、ブリムは晴煙へと歩みを進めた。

ベールの中のクラディス(CV:山口令悟)

霧に覆われた世界が全てだった子は
いつも霧と共にあり、霧はいつもその子と共にあった。

意図の有無を問わず、その子は霧に遮られて
誰からも見えず、誰を見ることもできなかった。

その子はもしかしたら…この世界を生きるというのは、白くぼんやりとした霧の中で
一人で耐え忍ぶことだと思っていたのかもしれない。

そうしてその子の霧は
その子の全てとなり、その全ては霧となっていった。

-

彼は自分の感情がどんな感情なのかなど、考えなかった。
それもまた、霧に遮られてぼんやりと感じるだけだったからだ。

「ベール…ベールか。どうりで慣れている気がすると思った。」

彼は、生まれた時から霧に遮られたベールの中で生きてきたのだ。
今更ベールに隠れるという言葉に、我知らず失笑が浮かぶ。
彼は揺らめく境界門鎮にぼんやりと映る自分を見つめた。

怖かった。
彼が守ろうとする晴煙に、自分のしでかしたことを知られるのではないかと。

怖かった。
結局は、自分の愛する神の意志に背く、その選択が。

怖かった。
このベールから飛び出してきた誰かの手が、自分を捕まえるのではないかと。

怖かった。
あの子が、今も自分を信じていると言うのではないかと。

怖い。
そのせいで、自分の全てを諦めることになるかもしれないことが。

その子はもしかしたら…この世界を生きるというのは、白くぼんやりとした霧の中で
握り合える手を探すことだと、遅ればせながら気付いたのかもしれない。

もう…
何もかも手遅れだけれど。

主な人物

ムの目信徒エダン(CV:後藤光祐)

男性/ 40代後半
ムの目信徒。
ムの目内部の研究組織である「指先を繋ぐ者たち」を率いている。
過激そうな見た目や巨大なメイスを振り回す姿とは違って、武器を手に戦うことを好まないという。だが、彼以外にそう考える者は1人もいない。
絶え間ない研究と探究だけが霧ノ神と仙界を助けるのだと信じており、数多くの霧に関する研究業績を残し、白海の外の学者たちにもその名を知られている。
最近、晴煙の学者リッキーとの共同研究を進めていて、アスラハン内部の研究室よりも学者地区に姿を現すことが多い。
それと同時に、晴煙とアスラハンを中心に起きている一連の事件に注目しており、ムの目内部の違和感を感じている。

森の伝令使カミラ(CV:深田愛衣)

女性/ 20代前半
アルムの一員としてエルゴンと共に、目覚めた森の全般的な管理をしている。
仙界の調和を守ることが自分の使命であると信じており、交感能力と調和の力に長けている。
楽器演奏の能力に秀で、自分の演奏に調和の力を込めて使用することもあり、カミラが演奏を始めるといつのまにか彼女の周りに幼い神獣らが集まったりする。
責任感のある性格で、エルゴンから絶大な信任を得ており、
霧ノ神と関連する一連の事件を収拾するために、エルゴンから調和を操る特別な宝石「勾玉」を預かり、その代理人として晴煙へ向かうことになる。

知識の守り人ヘーゼル(CV:白松和奏菜)

女性/ 10代後半
ムの目の中で最も重要な場所の1つでもある記録室を管理する人物。
まだ若くて未熟だが、知識だけはムの目の中でも突出している。
自分の知識の使い方をよく知っているため、エダンと一緒に記録室の利用管理や整理を担当することになった。
ミスさえ犯さなければ、次期ムの目祭司長として多くの信徒から推薦されて然るべき人物だが、残念ながら小さなミスを繰り返すタイプである。
また、ミストパンク技術がお気に入りであらゆる業務に使用するなど、これまでの規則をどんどん変えてしまうのではと心配されており、多くの者からその才能を惜しまれている。
ただ、本人もそのことを知っているのか、アスラハン記録室の始祖と言われている「リンクレター」の言葉を引用して人々を説得しようとしたというエピソードが知られている。
私たちが正しく書かなければ、過去そのものが歪曲されるのと同じです!ミストパンク技術もです!

シナリオ

クエスト

  • · 新規アクト「アスラハン:ムのベール」が追加されます。
  • · 該当アクトは名声23,259以上のキャラクターが受諾可能です。
  • · 110レベルアクトクエスト「もう一度、霧の高原へ」受諾時に遂行可能です。

新規地域-アスラハン

  • · ワールドマップに新規タウン「アスラハン」が追加されます。
  • · 110レベルアクトクエスト「強行突破」完了時に入場可能です。

アスラハン:ムの神域

アスラハンの最も奥に位置した場所。
霧ノ神のために特別な儀式を行う象徴的な場所。普段は管理のために高位信徒のみが出入りする。ムの目信徒は決められた日にのみ立ち入ることができる。
霧ノ神の記憶が飛び散ってできた境界門鎮から、霧ノ神の夢の入り口である反すうする世界に入れるようになったが、非常に不安定である。

その他

  • · アラドクロニクルシーズン13項目に「アスラハン:ムのベール」関連内容が追加されます。
  • · 110レベルアクトクエスト「同じ方向へ」完了時に新規NPCが追加されます。
  • · 森の伝令使カミラ
  • · 知識の守り人ヘーゼル
  • · ムの目信徒エダン
  • · <アスラハン:ムのベール>コンテンツが追加されます。
  • · 110レベルアクトクエスト「同じ方向へ」クエストクリア時、レイド<アスラハン:ムのベール>に入場できます。
  • · <アスラハン:ムのベール>は毎週土、日、月、火曜日に入場できます。
  • · <アスラハン:ムのベール>は今週水曜日、(7月24日)に一時的にオープンし、コンテンツ開始時、週間入場回数が差し引かれます。

コンテンツ情報

項目 内容
入場レベル 110レベル
おすすめパーティー人数 1~4人
推奨名声 53,680
入場時の消耗疲労度 なし
週間入場制限 3回
* コンテンツの開始時に週間の入場回数が差し引かれます。
週間報酬回数 1回
* 制限時間内に最終ボス退治時に週間報酬を獲得できます。
-報酬獲得時の週間報酬回数は差し引かれます。
* 最終ボス退治時の週間報酬回数が0回と表示されます。
* 週間報酬回数を消耗すると、週間入場制限が残っていてもコンテンツの入場が制限されます。
* 週間の入場制限と報酬回数は、毎週水曜日06時に初期化します。

コンテンツの入場

  • ·110レベルアクトクエスト「同じ方向へ」クエストクリア時、レイド<アスラハン:ムのベール>に入場できます。
  • · <アスラハン:ムのベール>チャンネルは名声53,680から入場が可能です。
  • · <アスラハン:ムのベール>チャンネルでNPC「森の伝令使カミラ」からパーティーを作成できます。
  • · NPC「森の伝令使カミラ」あるいは求人UIのパーティー編成ボタンを通じて生成が可能です。
  • · パーティー編成/参加後、右側の地域に移動してNPC「森の伝令使カミラ」からコンテンツを開始することができます。

コンテンツルール

制限事項

  • · ダンジョン入場時に30分の制限時間が適用されます。
  • · 制限時間30分を超過するとクリア失敗となります。
  • · ダンジョンは途中で後退でき、後退時にペナルティ時間が与えられます。
  • · 消耗品の使用回数が制限されます。
  • · コイン使用回数が制限されます。
  • 特定のネームド退治時にコインを追加獲得できます。
  • ㄴネームドと最終ボス退治時にPTメンバー全員が自動復活します。
  •  復活時にHP/MPが30%回復します。
  • · 回復型消耗品およびダンジョンアンドライフ投擲消耗品の使用回数が制限されます。
  • · 人形の消耗品の使用が制限されます。

パーティーへの参加と脱退

  • · コンテンツを進行中のパーティーに途中参加することはできません。
  • · ダンジョン内部でパーティー脱退はできません。
  • · 後退後、待機室でパーティー脱退が可能です。

コンテンツの失敗

  • · 制限時間内に最終ボスを退治できなければクリア失敗となります。
  • · 失敗すると、週間の入場回数が回復します。

ミッションを放棄&継続

  • · パーティーリーダーはNPC「森の伝令使カミラ」から調査を放棄したり、再入場したりすることができます。
  • · 調査を放棄するとPTメンバー間で投票を行い、PTメンバー全員が賛成の時にミッションを放棄することができます。
  • · 調査を放棄するとダンジョン進行度はすべて初期化します。
  • · 調査を放棄すると週間入場回数が回復します。
  • · 再挑戦時に既存のパーティーを脱退した後、新しく作成する必要があります。
  • · 継続すると、後退前のダンジョン進行度が維持された状態でプレイできます。
  • · ただし、スタート地点から始めることになります。

地域バフ

  • · 地域バフ「エルゴンの勾玉」バフが追加されます。
  • · 専用チャンネル、アスラハン:ムのベールで「エルゴンの勾玉」バフが適用されます。
  • · ダンジョン入場時に力、知能が上昇します。
  • · 「エルゴンの勾玉」バフによる能力値上昇はバッファーのバフに影響を与えません。
  • · ディーラーで構成された2人以上のパーティー時、「エルゴンの勾玉」バフが強化されて適用されます。

コンテンツの進行

  • · NPC「森の伝令使カミラ」からパーティーを作成できます。
  • · パーティー編成後、右ポータルからアスラハン内部待機室に移動し、NPC「森の伝令使カミラ」からアスラハンコンテンツを開始することができます。
  • · コンテンツ開始時、神獣選択ウィンドウで神獣を1種選択すると、コンテンツ進行中に選択した神獣の助けを得ることができます。
  • · 最終ボスマップは特定のネームドを退治すると入場できます。

ボス交替

  • · 毎週5種のモンスターのうち1種がボスに選ばれ、その他4種がネームドとして配置されます。
  • · 各ネームドは特殊な記憶を保有しており、退治時にその記憶効果を獲得できます。
  • · 各ネームドが保有する記憶効果は、毎回ランダムに配置されます。
  • · 最終ボスはネームドよりも多くの体力を持っています。
  • · 最終ボスは選択した神獣の段階に従ってHPを回復します。
  • · 一般: 50% / 開放: 20% / 完全開放: 0%
名前 効果
発現した激憤の記憶 すべてのプレイヤーの最終ダメージが15%増加します。
秘められた調和の記憶 モンスター退治時、神獣が獲得する経験値が2倍上昇します。
自覚した誕生の記憶 コイン数が2個追加されます。
向き合った真実の記憶 最後の記憶の中に入ることができます。

神獣選択

  • · コンテンツ開始前のNPC「森の伝令使カミラ」から神獣1種を選択することができます。
  • · 神獣5種のうち3種が均等な確率で登場します。
  • · 神獣はそれぞれの専用スキルと属性効果を保有しています。
  • 専用スキル:各神獣はパーティーに役立つ効果を発揮します。
  • 属性効果:選択した神獣の属性と相性の良いモンスターは、該当コンテンツの進行中に弱体化状態になり、ダメージが増加します。
  • · 神獣はネームド退治時の経験値を獲得し「進化」することで、より強力な効果を発揮することができます。
  • · 神獣は一般/開放/完全開放の3段階に分けられます。
  • · 経験値が100%になると、次の段階に進化します。
  • · 一度選択した神獣は、コンテンツの進行中に交換できません。
属性 名前 専用スキル 属性効果(常時適用)
メレンゲ すべての神獣スキルをコピー ベールの中のクラディスが受けるダメージ増加
ワンダー モンスター現在の体力の一定量減少 煌めくダイアンとムースが受けるダメージ増加
ローグ スキルクールタイム初期化 不運のフォルスが受けるダメージ増加
稲妻 ニャグ 無力化ゲージの減少 憤怒する霧のブリムが受けるダメージ増加
プラティ 最終ダメージ増加 燃え盛る神獣セミアニが受けるダメージ増加

五行調整

  • · ネームド退治時に、そのネームドが保持する属性の気運がマップに残ります。
  • · プレイヤーはその気運を吸収した後、「特殊キー」で使用できます。
  • · 気運ごとに異なる効果を持っており、使用時に気運が消耗され、効果が発動されます。
  • · 気運を吸収していない状態で後退後、再入場すると気運が消滅します。
名前 イメージ 効果
憤怒する風の気運 風の気運により、キャラクター本人は無敵状態になり、前方にダッシュします。 ダッシュ後一定時間、キャラクター本人の全属性強化が増加します。
燃え盛る炎の気運 強い火の気運がマップに広がり、一定時間PTメンバー全員の最終ダメージが増加します。
キャラクターは一定時間防御力が減少します。
ベールに隠された雨の気運 雨の槍が一定時間生成され、モンスターを攻撃します。
傷ついた稲妻の気運 一定時間後、キャラクターの位置に雷が落ち、モンスターヒット時の無力化ゲージが減少します。
不運な雪の気運 一定時間、キャラクターは無敵状態になります。 一定時間、凍結が維持され、本人を含むPTメンバー全員の受けるダメージが減少します。